ブリュードッグは、2007年、UK・スコットランドで
創業者ジェームズ・ワットとマーティン・ディッキー+愛犬1匹で
創業したクラフトビールメーカー。
PUNK STORY
はじまりは、2人の青年と1匹の犬。
KEYWORDS of BREWDOG
ブリュードッグを知るキーワード
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PUNK
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ブリュードッグは
PUNKの精神を
基礎に成り立っている我々の使命は、古臭い風習や固定概念を打破し、自分たちの意志で新しいビール文化を創ることだ。
ブリュードッグは、“PUNK(常識に逆らう)”をキーワードに、 “大量に工場生産されたラガー”か“古臭くて根本的に面白みのないエール” しかない当時のUK市場に“クラフトビール”カテゴリーを作ることを目指して2007年創業。ガレージで少量醸造し、手詰めしたクラフトビールを地域に販売するところから始まり、欧州各国をはじめ、米国、アジア、グローバルに事業展開を拡大。UKNo.1クラフトビールメーカーとしての確固たる地位を築くだけでなく、グローバルNo.1クラフトビアバーチェーン(全世界100軒以上)のオーナーでもある。
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PUNK IPA
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クラフトビールの
反逆の象徴世界一を目指し、採算度外視で生まれた至高のIPA。ブリュードッグのフラッグシップブランドで、クラフトビールの反逆の象徴となるインディアペールエール(IPA)であり、大量生産されたメインストリームラガーに対する反乱と同義である。
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MAKING A NOISE
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常にビール業界に波風を
たてていく挑戦的なスタイルビール文化をエキサイティングに変えていくため、タブーを破り、常識を揺さぶり、ビールというものに対する世の中の解釈を変えてきた。2010年には、アルコール度数55%という史上最高度数のビール「The End of History(歴史の終わり)」を開発。ビールと芸術の結婚という前代未聞のコンセプトで、車にひかれたリスの死骸をパッケージにした。これがきっかけで、ビールとは何か、ビールにどんな力があるのかが議論され、世界を変えるためのショック療法となった。
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CROWDFUNDING
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クラウドファンディング
「Equity for Punks」クラウドファンディング「Equity for Punks」による株主数は20万人強(2021年現在)。2007年に300万円で創業したマイクロブルワリーが、クラウドファンディングを足がかりに発足から8年で70億円を売り上げるまでに成長した。我々はこれからもビールの世界を変えていく。
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CARBON NEGATIVE
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I KILL CARBON!
BREWDOGは
カーボンネガティブとなったブリュードッグはカーボンネガティブを推進。これは、CO2の排出量より吸収量を多くすることを意味する。2020年に我々は世界初のカーボンネガティブ醸造所になり、サステナビリティがブリュードッグのすべての活動の中心にあることを保証した。環境保護は我々自身の問題と捉え、所有する9,308エーカーの森を再生する予定だ。
PUNK HISTORY
ブリュードッグのPUNKな歴史
2007
ブリュードッグのはじまり
僕たち(ジェームズ・ワットとマーティン・ディッキー)は、英国のビール市場を支配している工業生産されたラガーや面白みのないエールに飽きていた。
この望ましくない状況を解決するベストな方法として、自分たちでビールを醸造するため、2007年4月にブリュードッグを創業した。
当時まだ24歳だった僕たちは、愛犬ブラッケンとともに本格的なクラフトビール造りをスタートさせた。スコットランド・フレーザーバラの工業団地に倉庫を借り、醸造した少量のビールを手で詰めて、古いバンの荷台から販売していた。
ブリュードッグ設立当時の最大のミッションは、僕たちと同じようにおいしいクラフトビールに情熱を持っている人を増やすこと。そしてそれは今でもブリュードッグの最大の使命だ。
2008
「TOKYO」発売!
どうにか銀行を説得して、より多くのタンクと瓶詰め機を購入する資金を得た僕たちは、英国でアルコール度数が史上最強のビール「TOKYO」(僕たちはトーキョーが大好きなのである!)の発売を企て、日本、スウェーデン、アメリカへの輸出も開始させた結果、メディアは大騒ぎした。
これは僕たちにとって予想もつかないようなクレイジーな展開であり、設立2年目にして、ブリュードッグはスコットランド最大の独立系ブルワリーに成長した。
2009
英国で最も急成長している独立系ビールブランドに!
この時点で「PUNK IPA」(パンクIPA)はヨーロッパ北部・スカンジナビア半島で最も売れているIPAとなっていた。
この勢いに乗じるため、もっと巨大なタンクが必要となり、フレーザーバラの醸造所から出ることにした。
そして、新たな醸造所を立ち上げるため、個人投資家がオンラインで当社の株式を購入できる「Equity for Punks」という、常識をぶち破った革新的なビジネスモデルを確立し、1,300人以上が投資してくれた。
さらに、漁船のデッキでビールを熟成させるなど、ビールの限界を押し広げ、ビールに対する人々の固定概念を打ち砕き続けた結果、事業を200%に成長させたのだった。
2010
ブリュードッグ初のビアバーを開店!
僕たちの地元、アバディーンにブリュードッグ初のクラフトビアバーをオープンしたことは、当時は夢のようなできごとで、来店客の反響の大きさに圧倒された。
ワールド・ビア・カップではハードコアIPA部門で金賞を受賞し、僕(ジェームズ)はスコットランドで最年少のアントレプレナー・オブ・ザ・イヤーを受賞した。
また、アルコール度数55%という史上最高度数のビール「The End of History(歴史の終わり)」を開発。ビールと芸術の結婚という前代未聞のコンセプトで、車にひかれたリスの死骸をパッケージにした。これがきっかけで、ビールとは何か、ビールにどんな力があるのかが議論され、世界を変えるためのショック療法となった。
2014
55か国でブリュードッグを発売
2014年は、より多くのビール、バー、ファン、チームメンバーを増やすことで、僕たちと同じように素晴らしいビールに情熱を持ってもらうという使命に邁進し、旋風を巻き起こした。
この年に、日本やブラジルなど遠く離れた地にブリュードッグ・バーを12店舗開き、スコットランド・エロンにあるブリュードッグ本社の醸造所に併設された専用タップルームもオープンした。
36種類のビールを発売し、55か国でビールの出荷を始めたので、僕たちはあまり眠れなかった。
2016
2つの世界記録を樹立!
1つは株式クラウドファンディング史上最高額の資金調達、もう1つは英国の急成長企業ランキング「サンデー・タイムズ・ファスト・トラック100」への5年連続ランクインである。
しかし、ブリュードッグはまだ始まったばかり。醸造チームの情熱により、1年間で「ELVIS JUICE」(エルビス・ジュース)のほか、82種類のビールを生み出し、55か国にビールを出荷した。
また、スコットランド・エロンにさらなる醸造所を新設し、アメリカにコロンバス醸造所の建設を開始。さらに、ベルリンなど9つの新しいバーをオープンし、6,000人の「Equity for Punks」株主を年次総会に迎えた。
そして、より多くの人々を僕たちの情熱に巻き込むため、これまでに製造したすべてのビールの詳細なレシピを、誰でも醸造できるように一般公開した。
2017
ブリュードッグが世界に吠えてから10年!
これを記念して、僕たちはビジネスのやり方を変えることにした。
ブリュードッグでユニコーン基金を設立し、毎年利益の20%を寄付することを誓った。そのうち10%を、ブリュードッグの素晴らしい仲間であるスタッフたちにシェアし、残りの10%を慈善団体に寄付した。これは、21世紀のビジネスにおける新しい展望だ。
また、アメリカ・コロンバスでの醸造開始や、オーストラリア・ブリスベンにブリュードッグ醸造所を建設する計画を発表。そして「HAZY JANE」(ヘイジー・ジェーン)などを新たにリリースした。
(また、「サンデー・タイムズ」誌の「ファスト・トラック100」に6年連続でランクインした)
2019
ビールが飲める地球環境を!
ビールが飲める地球環境を確保するためのサステナビリティへの取り組み「BrewDog Tomorrow」を発表。
2019年は、世界へのマーケット拡大を見定め、2つの新しい醸造所を開設した年だった。ドイツ・ベルリンとオーストラリア・ブリスベンが拠点に加わり、エロン醸造所、コロンバス醸造所を含めて、世界に4つの素晴らしい醸造所を持つこととなった。
また、タイム誌では、世界初のクラフトビアホテル「DOGHOUSE HOTEL」が世界の宿泊施設トップ100に選出された。
さらにダブリンを含む新しいバー4店舗をオープンした。
2020
世界初のカーボンネガティブなビール醸造所が誕生!
世界中のビジネスにとって厳しい年だった。しかし、ブリュードッグはこの荒波を乗り越え、世界初の「カーボンネガティブ※なビール醸造所」(※CO2の排出量より吸収量を多くすること)になったことを発表し、サステナビリティをすべての活動の中心に据えるようにシフト。また「Equity for Punks Tomorrow」を立ち上げ、5万人以上の新しい株主を迎え入れた。
醸造所の蒸溜器では、スピリッツ商品の製造を中断して、手指の消毒剤を製造し、50万本以上をエッセンシャルワーカーなどに寄付した。